まだ十代のころ、私はクラシックバレエを習っていて、摂食障害だった。
生理不順に陥り、何年かまともに生理が来なかったので、産婦人科に行ってホルモン治療を行っていた。
ホルモン治療をすると生理はくるが症状が重く出る。
治療を怠るとまた生理はこなくなったり・・・と悪循環。
二十代になりクラッシックバレエは辞めたが、摂食障害は完全ではなかった。
生理不順は続き、いつ来るかわからない不安の中で、サニタリーグッズは私の中で常に常備するもの・・・身に着けているものとなった。
それから何十年と経ち・・・現在まで、ほんの少し前までそのようにしていたが、
年齢的なものからくるのか、デリケート部分の肌荒れが起こり始めた。
常に身に着けていていたものが、着けていられなくなってしまった。
身に着けているものを外すということは、自分のからだの一部を取られるような感覚なのではと不安になった。
けれども肌荒れがひどく、痛みを伴った。
ただ救われたのは、中年期を過ぎたころから(体重は十代のころとほとんど変わらない)生理不順がなくなるどころか、周期が狂うことなく順調になった。
私の年齢だと閉経になってもおかしくないのだが(もちろん個人差がある)、現在においても順調である(生理期間は短くなっている)。
つまりは周期に狂いがないためにスマートフォンのアプリで周期設定をしていれば、そろそろサニタリーグッズが必要となればその時にだけ身に着ければよい・・・となった。
常につけていたグッズを外した時の不安は半端ではなかったが、それ以上にデリケート部分の通気がよくなり、からだが軽くなったような解放感が。
デリケート部分の肌荒れは二週間以上続いていたが、グッズを外してからは数日で快方に向かった。
外した不安より、肌荒れが快方に向かうのと通気性のよさの方が勝ってしまった。
今では・・・生理になってもグッズを身に着けたくない気持ちでいっぱいです・・・
身に着けている期間は最低限にして、場合によっては漏れが抑えられるショーツも用いているしだいです♪