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こちらは有閑倶楽部二次創作小説ブログとオリジナル小説ブログです。 日々の出来事もつぶやいています。 原作者・出版社とは一切無関係です。 誹謗中傷・作品の無断転載は禁止です。 管理人の文章やブログスタイルが合わない方はご遠慮下さい。不快と感じたコメントは削除致します。

2025/02/01

ボツネタアップ~♪

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コメント

1. かわいい!

 えー!ボツなんですか!?こんな可愛いのにー!
 メールってゆうのがまたいいですね。このまま結婚しても言いにくいことはメールという習慣が根付いちゃえばいいと思います!「最近味噌汁が濃いです」とか。(笑)可愛い二人をありがとうございました!

じんじゃーさま

いつもありがとうございます!
そうですね!
メールで日常の気持ちを伝え合うっていいかも♪
口では伝え難い事でも、不思議とメールだとできちゃう。
お互い落ち着いて考えられるし。。
ボツネタでしたが、書いている時はとても楽しかったです。
清四郎も、良いチャンスだったようですし(笑)。
悠理のもやもやも恋だって事、すぐに気付きますね!
ありがとうございます♪

ただいまコメントを受けつけておりません。

2011/08/17

ボツネタアップ~♪

お盆もやっと終わりましたね。。

帰省する方も迎える方も、何となく疲れちゃうなーって思うのは
私だけでしょうか?(笑)

現在連載中の作品、なかなか続きが書けてません。
ごめんなさい。

その代わりと言ってはナンですが、
昨日大急ぎで掌編を書いてみました。
書き上げてみると、自サイトの「ボツ部屋」行きのようです・・・(泣)
けれど、連載の方が出来ていないので、
ちょっくらアップしてみようと思います。

「ボツネタでもいいから読んでみるか」

と言う寛大な方、どうぞ続きをご覧下さい。



まだまだ暑い日が続きますが、どうぞ皆様ご自愛下さいませ。












飲み会に遅刻した僕と悠理は、仲間に責められた挙句に罰ゲームをする羽目になった。


「ちょっと遅くなっただけじゃないですか!
1時間も遅刻した悠理と一緒にしないで下さいよ!」
「5分も1時間も、遅れりゃおんなじよ。
ここは大人しく、みんなの言う事を聞くのね」
「イヤだよっ!ナンで1週間もこんなヤツの恋人にならなくちゃいけないんだよーっ!」
「悠理に”こんなヤツ”扱いされたくないですね」
「なにおーっ!」
「まあまあ、遅刻したお前らが悪いんだから」
「だってさぁ。よりによってなんで相手が清四郎なの?」
「それは僕のセリフですよ」
「往生際が悪いなー」
「だ・か・ら、罰ゲームなんじゃない♪お互い苦手な相手と一緒にいるのよ」

「ま・・・どちらかにとっては、罰ゲームじゃなくてよ、ね」


一瞬、場が静まり返った。
野梨子、余計な事を・・・


仲間の監視の下で僕と悠理が1週間限定の恋人になる条件で遅刻を赦してもらった。


「電話とメールの履歴も見せるのよ!」


何ともいた堪らない様子の悠理の腕を取り、僕は彼女を自宅までタクシーで送った。
魅録と可憐が乗り込もうとしたが、美童に止めらていた。


「1週間持たせなくちゃいけないんだから、今夜は送るだけにさせてあげなよ」


そうですよ。
別れ際に抱き合え、キスしろじゃあ・・・悠理が持ちません。

タクシーは剣菱邸の奇抜な門の前で止まった。


「じゃあね、悠理。元気出すんですよ」
「出るかよ・・・」
「たった1週間の辛抱ですよ。
後でメール入れときますから、適当に返して下さいね」
「はあ・・・わーったよ。テキトウにね」
「テキトウ、の意味、分かってます?」
「分かってますよ!それ相応ってコトだろ!」
「素晴らしいじゃないですか」
「はっ、あぁ・・・おやすみ」
「おやすみ」


肩をがったりと落とす彼女の姿が見えなくなってから、タクシーを出させた。

それから数日間、順風満帆(?)に監視の下での恋人関係はうまくいった。
電話の履歴はもちろん、メールだって初々しい恋人のようなやりとりで。


悠理、おはよう!
遅刻しないように出かけるんですよ

おはよ。
ありがと
清四郎も気をつけて

 

ところが、後2日で恋人ごっこも終わる時になって魅録からメールが届いた。
悠理がわんわん泣いて泣き止まないのだが、理由がイマイチ分からないと。

仲間の悪洒落にしては無理強いのないやり方に物足りなさも感じていたのに。
今になって、悠理・・・どうしたっていうのだ。


魅録の部屋のソファで、彼女は膝を抱えて泣きじゃくっていた。
可愛らしさと、愛しさ、ちょっと嫉妬を覚えるんだからごっこ遊びもオソロシイ・・・


「悠理、どうしました?お付き合いももう後2日で終わりじゃないですか?」
「そうだよ。なんでそんなに泣くんだよ。解放されるんだぞ、喜べ」


そう魅録と話しかけた途端、大声で泣き始める。


「なんだあ?」


あ、そうだ。
こういう時は恋人の習慣で行えば良い。


「悠理。言い難いのであればメールで僕に伝えなさい」


彼女は真っ赤な目と頬を僕に見せると、しゃっくりしながらメールを打ち始めた。
魅録は厭きれたように部屋を出て行く。
僕は彼女が送信し終わるまで、窓辺に立った。
15分ほどで、悠理からのメールが受信された。
文章として成り立たないその内容も、恋人の特権で。

掻い摘むと、彼女の伝えたい事はこうだった。


恋人としての会話も、メールでのやりとりも、
そこに僕の悠理への本当の想いがないと思うと辛い。


うう~ん、なるほど・・・悠理、そうだったのか。
僕は透かさず返信する。


もう1週間、恋人ごっこを延長させましょうか?
今度は僕の悠理への想いが本当かどうか、気を付けてなさい。


僕のメールを読み終えると、疑問符を山ほど抱えた様子の彼女が伺えた。

もちろん数時間後、この僕らのメールのやりとりも仲間の目に入る事は承知の上で。


「罰ゲームをいい事に、告白しちゃってるってどうよ」
「2人とも、気乗りしてなかったじゃない」
「悠理が、清四郎を?清四郎が、悠理を?」

「清四郎、旨い具合に利用しましたのね」


僕は野梨子にウィンクし、仲間に向かって最高の笑顔を見せた。


「意識を変えれば、どんな事でもチャンスになるんですよ」

 





 

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コメント

1. かわいい!

 えー!ボツなんですか!?こんな可愛いのにー!
 メールってゆうのがまたいいですね。このまま結婚しても言いにくいことはメールという習慣が根付いちゃえばいいと思います!「最近味噌汁が濃いです」とか。(笑)可愛い二人をありがとうございました!

じんじゃーさま

いつもありがとうございます!
そうですね!
メールで日常の気持ちを伝え合うっていいかも♪
口では伝え難い事でも、不思議とメールだとできちゃう。
お互い落ち着いて考えられるし。。
ボツネタでしたが、書いている時はとても楽しかったです。
清四郎も、良いチャンスだったようですし(笑)。
悠理のもやもやも恋だって事、すぐに気付きますね!
ありがとうございます♪

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