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charm anthology

こちらは有閑倶楽部二次創作小説ブログとオリジナル小説ブログです。 日々の出来事もつぶやいています。 原作者・出版社とは一切無関係です。 誹謗中傷・作品の無断転載は禁止です。 管理人の文章やブログスタイルが合わない方はご遠慮下さい。不快と感じたコメントは削除致します。

2025/02/01

友達以上・・・

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コメント

1. ダメですか!やっぱり!

 ごっつあんです!清四郎のオフェンスと魅録のディフェンスが絶妙です!それじゃ魅録にとっても友達以上恋人未満じゃないですか。も~~このあとが気になって仕方ありません・・・!次は魅録のオフェンスも是非!大好きです!

じんじゃーさま

いらっしゃいませ~♪
魅録のおふぇんすかー(笑)。
私が書く魅録は、どうもこう・・・押しが・・・
この後!!うう~ん。
悠理は二人をどう思っているんだろう?
この場合、魅録が勝ってるのかなぁ(笑)。
ちょっと考えてみます♪
いつもありがとうございます!

ただいまコメントを受けつけておりません。

2011/05/11

友達以上・・・

今度はちょっと軽めにいきました。

この二人だと、シリアスにならないなぁ、最近。


次もヘヴィかも知れません・・・








放課後の部室で、俺の親友がポップコーンを頬張りながらとんでもない事を言った。
俺はその時、バニラ風味のポップコーンについて反対の意見を考えていたので、
親友が最初に言った言葉がよく聴き取れなかった。
もう一度訊き直そうとしたが、周りがその事について興味を持った。


「え?清四郎が?」


校則に違反したパーマヘアの可憐が、髪にムースを付けながら訊いている。


「うん。あたしの事、友達以上恋人未満だって」


どうしたって信じられないバニラ風味のポップコーンを袋から掴んでは口に運んで答える。


「セフレの事じゃない?」


新機種に変更したばかりの携帯電話をいじりながら、美童が言う。


「せふれ?」


初めて聴くその言葉に、親友は目を大きくして美童に訊き返す。
けっして良い言葉ではない事は解ったらしい。


「え?知らないの?」


美童は親友を振り返った。


「ん、まっ。意味深長ですわね」


野梨子が冷ややかに口を挟む。
こめかみには、うっすらと青筋が浮き出ているのが見える。
自分以外の誰か、よりによって俺の親友に言ったのが許せないのだ、きっと。


「でも・・・」


今度はマスカラを付けている。
これだって校則違反だ。


「でも、いつから悠理と清四郎がそんな関係になったの?」
「関係?あたし達?」


手に付いたポップコーンの油を舐めながら、今度は可憐に大きな目を向ける。


「悠理、もっかい説明してくれよ。ナンの事だかワカンネェ」


親友が俺の方を向いてくれるように訊いてみる。


「だからぁ」

 

悠理の話だとこうだった。
昨日東村寺に、雲海和尚の稽古をつけに無理矢理行かされた帰り、
清四郎が悠理に言ったのだそうだ。


「僕は悠理の事を、友達以上恋人未満の関係だと思っているんですよ」

 

「その話の前後って、どうよ?」


美童が訊く。
そりゃそうだ。突然こんな事言うか?
 

ナンだったかなあ・・・親友は頭を左右に捻りながら思い出している。
その姿を見ていると、非常にイライラする。


早く思い出せ!バカ!


言葉に出さずとも感じ取ったのか、親友は俺に目を剥いた。


「今、思い出してる!アホ!」


うう~ん、さすが野生児。
本能で聴いたか?


「ああ、思い出した!」


今度は嬉しそうに俺を見る。


「あたし、清四郎に、今日のはどうだった?って訊いたんだ。
もちろん、稽古のコトだよ。
あたし、清四郎とうまくやれたかな?って」
「聞きようによっては、大胆だよね」


美童はにやにやして言った。
俺と野梨子は同時に振り向いて美童を睨んだ。
こわーっ、と肩を竦める。


そしたら、清四郎がね・・・


「僕と悠理?うまくやれてるじゃないですか。
それに僕は悠理の事を、友達以上恋人未満の関係だと思っているんですよ」

 

「ふうん。どういう意味だろう?すぐに訊き返さなかったの?」
「うん・・・」


彼女なりに、訊き辛い内容だと思ったのだろう。


「友達にしては親し過ぎる仲だし、恋人という関係でも無い?」
「恋人候補だけれど、まだそんな仲じゃないとか?」
「やっぱり、セフレ希望とか♪」

 

「何の話で盛り上がっているんですか?」


突然のご本人登場に、みんなが息を呑む。

場を察したのか、美童がその質問を口にした。


「だから、その言葉通りですよ」


何を改めて?てな感じに、溜息混じりに言う。


友達以上に一緒にいる時間が長いですし、だからと言って恋人としての異性は感じない。


「それって、女性としてもらうには微妙な答えよね?」


可憐は女性としての悠理を庇うように言う。
清四郎は子供のような表情で、ちょっと首を竦めた。


「恋人未満の関係が変わる可能性はありませんのね?」


野梨子は意地悪そうな、でも何処か哀しげに訊く。


「さあ、それは分かりませんよ」
「どういう意味さ?」


絶対的な答えが欲しいと言わんばかりの美童。


俺は清四郎が口を開く前に悠理の腕を取る。
バニラ風味のポップコーンの袋が手から落ちて慌ててるが・・・


「なあ、今日は金曜日だぜ?ツーリングにいこ!ハンバーガー腹いっぱいおごったる」
「え?ほんと?」


今しがたの話など、あっと言う間に忘れて俺にじゃれて来る。


そうだ。
忘れろ、忘れてしまえ!
あいつの言った事なんて、忘れてしまえよ、悠理。


「じゃあな!」


みんなが呆気に取られている内に、こんな場所からいなくなろうぜ。
親友と、彼女の鞄ごと引っ張って。

けれど、ただ一人の・・・背中に刺さるほどの痛い視線。

 

でもな。

悠理だけは、ダメなんだ。

 

 

 

 

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1. ダメですか!やっぱり!

 ごっつあんです!清四郎のオフェンスと魅録のディフェンスが絶妙です!それじゃ魅録にとっても友達以上恋人未満じゃないですか。も~~このあとが気になって仕方ありません・・・!次は魅録のオフェンスも是非!大好きです!

じんじゃーさま

いらっしゃいませ~♪
魅録のおふぇんすかー(笑)。
私が書く魅録は、どうもこう・・・押しが・・・
この後!!うう~ん。
悠理は二人をどう思っているんだろう?
この場合、魅録が勝ってるのかなぁ(笑)。
ちょっと考えてみます♪
いつもありがとうございます!

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